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小規模事業持続化補助金の計画書作成ポイント

更新日:2023年12月4日


持続化補助金

前提 ー小規模事業者持続化補助金とはー

小規模事業者持続化補助金とは一般的に「持続化」や「持続化補助金」と略され、販路開拓のための経費の一部を国が補助する補助金です。採択率も高く、非常に使い勝手のいい補助金ですが、従業員の少ない「小規模」な事業者しか申請できない点に注意する必要があります。


小規模事業者という制約がある補助金ですが、従業員が少ない企業や創業して間もない事業者にとってはぜひ取り組んでほしいですし、補助金活用のイロハを知るいい機会にもなります。


今回は持続化補助金の計画書作成を支援する際に私が実際に事業者様にお話していることや、アドバイスしていることを紹介します。ちなみに支援機関の窓口相談や民間コンサルタントからは様々なことをアドバイスされるかもしれませんが、はっきり言って持続化補助金では細かいテクニックは不要ですし、文章表現もこだわる必要はありません。読みやすくわかりやすければ十分だ、というのが私の考えなのでご理解ください。


 

持続化補助金の計画書作成ポイント


目次

  1. ポイント① 筋を作る

  2. ポイント② IT活用を取り入れる

  3. 番外編 聞かれてもいないことを記載しない


ポイント① 筋を作る

持続化補助金では「経営目標を実現するために、自社の強みを活かして、新しいことに挑戦する」ことをわかりやすく記載するのがポイントです。この内容が論理的にまとまっていれば、採択の可能性が上がります。

審査項目にはこのように記載されています。


 

審査項目
審査項目

 

そのためまずは

・わかりやすく、根拠のある自社の強み

・事業を取り巻く環境の変化を踏まえた経営目標

・経営目標を達成するための取り組み

の3点を記載します。


そしてこの3点がうまく繋がるように、計画の内容を作っていきます。例えば、経営目標が「売上を上げる」であれば、「売上を上げる方法」を記載します。また自社の強みは売上を上げることにどう活かされるのかを記載します。


この内容がわかりやすく、納得できるものであれば、採択にぐっと近づきます。まずはこの筋をしっかり作ることを意識してください。そしてこの筋はできるだけシンプルに、ごちゃごちゃさせずに作ってください。


ポイント② IT活用を取り入れる

持続化補助金ではIT活用の取り組みが審査項目に記載されています。逆に言えば、ITを活用した取り組みをしなければ採択されにくいということです。


事業者を支援する立場からすると、ITについて前向きに取り組む姿勢がない事業者は、今後の経営は非常に難しくなると感じています。例えばキャッシュレス決済が利用できない店舗は、できる店舗に比べて客単価が低くなることが明らかになっています。実際にコンビニエンスストアで調査した際には、キャッシュレス決済を使った顧客の方が客単価が客単価が1.2倍ほど高い結果が出ました。


また今後は電子申請が一般的になります。持続化補助金でも電子申請をしない場合は審査時に減点されることが公募要領に記載されています。


IT活用を避けていては時代に取り残され、経営が悪化することは明らかです。そのため、持続化補助金の計画作成にかかわらず、積極的にITは活用してほしいです。


話が逸れましたが、実際の事業においても、補助金の計画書においても、IT活用に取り組んでください。IT活用は様々で、これといった決まりはありません。何か業務が効率化できそうなことであったり、販促に効果がありそうなことであったり、と意外と身近なところにIT活用のヒントは隠れていますので、工夫してみてください。


番外編 聞かれてもいないことを記載しない

補助金全般に言えることですが、補助金の計画書ではあらかじめ記載内容が決められています。書きたいことを好き勝手に書けるものではなく、補助金のルールに基づいて決められた内容を記載していくことになります。


補助金の申請に詳しい方々でもよくやってしまいがちなのが、「内容が弱いから取り組みを追加する」ということです。本来の計画に付け足しすることで、どういう事業なのかがわかりにくくなり、結局何が言いたいのかわからない計画書になる場合がほとんどです。筋の通った内容をしっかりと書くことに集中してください。もし補助金の計画書作成を支援してくれる方々から内容が弱いと言われた場合、それは事業についての知識がない、またはヒアリングが不足していることがほとんどです。


補助金の計画書で何を書くべきか、はすでに公募要領に記載されています。また持続化補助金であれば記載例が丁寧に公開されています。これ以上のことを記載しても点数には結びつきません。大切なのは、「記載内容に整合性や納得性があること」、「わかりやすく丁寧に書かれていること」です。


最後に

以上が持続化補助金の計画書作成ポイントです。実際の支援の現場では「この項目にはこんなことを記載した方がいいですよ」とか「市場の調査はこういうふうにやった方がいいですよ」などもう少し踏み入ったアドバイスをすることが多いですが、それはまた別の機会に紹介します。


当社では補助金支援を行なってますので、補助金の活用を検討している方はご相談ください。またHPで補助金チェックシートを公開していますので、どの補助金が活用できるか試してみるのもいいと思います。




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