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アウトドアブームと今後の見通し


2010年代前半から始まったと言われている第二次キャンプブームですが、昨今のコロナ禍において益々の盛り上がりを見せています。「オートキャンプ白書2022」によると2021年度のオートキャンプ参加人口は約750万人と多くの人がキャンプを楽しんでいます。これはコロナの影響による3密回避のレジャーとして急速に認知度が高まったという要因が大きく、アウトドアブームはまだしばらくは続くと予想されます。


このコロナ禍でのアウトドアブームを背景に、宿泊業界では事業再構築補助金を活用した事業転換が起こっています。具体的にはこれまでのホテル宿泊から、グランピング宿泊のサービスへと転換する企業が南関東エリアでは増加しています。しかし、キャンプ施設が増加してきているとはいえ、南関東エリアのキャンプ需要に十分応えているかというと、実際はそうではありません。


都道府県ごとに10万人あたりのキャンプ場数を見てみると、全国ランキングでは千葉県39位、東京都44位、神奈川県45位、埼玉県46位となっています。国内の3分の1近くの人口を有する南関東エリアにおいては、人口10万人に対して1つのキャンプ場を確保できていない状況になっています。つまり、アウトドアブームによってキャンプ施設が増加しているとはいえ、まだまだ需要に応えているとは言えない状況です。


ちなみに、楽天インサイトの「キャンプに関する調査」によると、直近1年以内にキャンプに行った経験がある人は12.7%という結果が出ています。南関東エリア(1都3県)の人口(約36,131千人)を考慮すると、約4,589千人が1年以内にキャンプに行っていることになります。コロナ禍での宿泊体験がホテルからキャンプへ移行が進むことにより、この数はさらに増加すると考えられ、市場はまだまだ拡大する余地があるでしょう。


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