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事業継続に関する知識のアップデート

研修の一コマ

事業継続の研修を受けてきた


3月4日から3月8日までの5日間、事業継続についての研修を受けてきました。2日間の座学+3日間の演習で、非常に濃い内容でした。

今回受けた研修は特定非営利法人事業継続推進機構(BCAO)の事業継続主任管理士研修で、企業や組織内で事業継続の担当者としてBCPや体制の維持管理できるだけの知識技能があること示すための資格研修でした。


研修の最後には3時間におよぶ試験があり、試験に合格して初めて事業継続主任管理士になることができます。もちろん、せっかく受験したので合格したいのは当然ですが、事業継続に対しての考え方や企業内での事業継続の推進のノウハウなどを学べただけでも十分価値のある経験でした。試験の結果は2ヶ月後に発表されますが、結果に一喜一憂せず、引き続き事業継続について学びを深めていく思いです。


事業継続の研修で学んだ内容


今回の研修では様々な内容を学びましたが、最も重要な内容は「どのようにして事業継続を組織に定着させるか」「被害想定にとらわれずに戦略を策定できるか」の2点であったように感じました。


特に事業継続の取り組みを組織に定着させるかについては、いわゆる「BCP策定を目的としない」取り組みが必要であり、BCPが完成したからといって事業継続の取り組みを止めないことが大切です。BCPを作るのも大変な作業ですが、完璧なBCPは存在しません。BCPが実際に機能するのかどうかを継続的に確認して、メンテナンスしていかなければいけません。


また、多くのBCPが災害対応に終始しており、その中でも、復旧できるレベルの被害を想定したBCPが多く、本来のBCPの役割を果たせていないことが指摘されています。つまり、計画策定に都合の良い被害想定が用意され、それに合わせてBCPを策定している場合が多いということです。


大規模災害に見舞われた際には、自社の経営資源(ヒトモノカネ)も不足しているだけでなく、地域の資源も不足しているため、すぐには復旧できません。復旧以外の選択肢を持っておくことがBCPには重要になってきます。


事業継続に関する今後の取り組み


これまでの事業継続に関する中小企業診断士等のコンサルタントの取り組みは、初動対応や避難計画、備蓄品の管理などの防災に関する内容が多く、いざ被害が起きた際に事業を継続するための戦略が策定されていませんでした。

本来、企業の経営戦略策定については中小企業診断士の領域であるため、今後は事業継続について正しく理解しつつ、経営戦略の中に事業継続を位置付けることを診断士界隈でも共有していきたいです。

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