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POSレジの導入について

更新日:3月4日

POSレジってなに?


POSレジということばを耳にしたことがある方も多いと思います。


POSレジは、簡単に言うと「POSシステム」が搭載されたレジスターのことです。



POSレジ=レジスターの機能+POSシステム


POSシステムってなに?


ではPOSシステムとはなんでしょう。


POSとはPoint Of Salesの略で、「販売時点情報管理」のことです。


POS=販売時点情報管理

POSでできることは?


1.在庫管理・商品管理

販売情報の収集・蓄積→在庫管理が可能

POSレジは、商品の販売情報がリアルタイムで収集・蓄積されます。その日、何が何個売れたかが即時に蓄積され、それをいつでも確認できるため、1日の終わりに集計する必要がありません。

在庫情報と連携させることもできるため、在庫の少なくなったタイミングで商品を発注すれば、在庫切れによる機会損失を防ぐことができます また、複数の店舗を展開している場合、すべての店舗の情報を一元管理できます。各店舗からの売上報告や在庫報告を集約して、店舗事業全体の経営状況を把握することもできます。


2.売上情報の抽出や分析

販売管理・分析によりマーケティング戦略に活用できる

POSレジに蓄積された情報はさまざまな切り口で抽出でき、情報を分析して経営戦略に活かすことができます。例えば、曜日や時間帯ごとの売れ筋商品や売上額の傾向、年代別・性別の売れ筋商品などが分かります。 POSレジに蓄積された情報を抽出・分析することで、販売管理だけでなく、マーケティングにも利用できます。

どのような情報を蓄積させるかを検討することが大切です。


3.顧客情報管理やコミュニケーション

POSレジシステムの中には、顧客とのコミュニケーションがとれる電子レシート機能を備えているものがあります。電子レシートとは、紙でレシートを発行するのではなく、顧客のPCやスマホなどの端末を通じて、データでレシートを発行するものです。顧客が新たにアプリ等を導入する必要があるため、やや手間ではあります。また、QR決済等を利用している顧客は購入履歴がアプリ等に蓄積されるため、そもそもレシートを必要としない人も増えています。

電子レシートだけでなくクーポンを発行したり、商品やサービスについてのご意見をいただいたりすることも可能です。顧客から直接意見や要望をいただけることは、商品やサービスの改善に役立ちます。しかし、必ずしもPOSレジで管理する必要はなく、LINE等のシステムを上手に使うことも選択肢の一つです。


4.スタッフの勤怠や売上の管理

POSレジの中には、従業員の勤怠管理ができるものもあります。出勤・退勤の時間を記録できる機能を搭載したPOSはタイムレコーダーとして利用できます。既存のタイムカードや他の勤怠システムと比較し、自社にとって導入・運用しやすいものを選択しましょう。 また、レジを操作した担当者名が記録されるため、いつ誰がどんな操作をしたのかが分かり、個人の売上記録も正確に算出できます。


5.複数店舗の管理

複数の店舗データを一元管理できます。今まででは、店舗ごとの売上や在庫情報の管理までしか対応できませんでしたが、最近のPOSレジはインターネット回線を通じて店舗ごとの情報を共有し、複数店舗の情報をまとめて管理することが可能です。 これにより、在庫調整・発注などの判断がしやすくなり、店舗ごとの売上情報から客層や年代別、性別の売れ筋商品などを分析することで、マーケティング方法の改善にも役立ちます。


6.オーダーエントリーシステム

オーダーエントリーシステムとは、飲食店などで客席からタブレットを用いて注文されたデータが、厨房やレジに通知されるシステムです。スタッフが客席で注文を確認する必要がないため人件費の削減につながり、スタッフから厨房への伝達ミスも防げます。 さらに、注文データはそのまま会計情報に反映されるので、レジ待ちの時間を最小限に抑えられます

また、美容室やサロン向けに、タブレットを使用してカウンセリングを行い、そのまま電子カルテとして保存できるなどのシステムもあります。

業種・業態に強いPOSレジを選ぶと、より導入効果が高まります。


必要な機能について、利活用できるかなどを考慮した上で、導入の検討をしましょう


POSレジ導入のメリットとデメリット


POSレジ導入のメリット

POSレジ導入のデメリット


POSレジの種類

パソコン型

パソコン型

パソコンにインストールするタイプのPOSシステム。POSシステムをインストールしたパソコンに、周辺機器を接続することで、パソコンを端末として利用します。パソコンの利点を活かして、社員が業務マニュアルを確認できるようにしたり、連絡用のツールとして併用したりと、さまざまな用途での利用が可能です。



ターミナル型


ターミナル型

POSターミナルは、導入数が最も多いPOSシステムです。大型のものから小型のものまでいくつか種類があり、いずれも高い操作性を有しています。オプションも充実しているため、カスタマイズ性も高いといえます。

反面、POSターミナルの端末自体が高価であり、また一定の期間を経過すると老朽化による買い換えが必要です。大規模なチェーンマートなど、ある程度の規模の店舗でなければ導入は難しいといえます。


タブレット型


タブレット型

デバイス型は、「タブレットPOSレジ」とも呼ばれ、近年需要が増加しているPOSシステムです。iPadなどのデバイスにアプリをインストールすることで、タブレットをPOSシステムとして利用します。既存のデバイスの流用も可能ですが、もしもデバイスを新しく用意するとしても、基本的に高額な費用は発生しません。そのため、中小企業や個人商店などを中心に導入数が増えています。



POSレジの比較

POSレジの比較



POSレジ導入に活用できる補助金・助成金(2023年9月現在)

POSレジ導入に活用できる補助金等

業務改善助成金は、賃上げが必要です。賃上げをした従業員の人数、賃金引き上げ額によって助成率や助成上限額が変わります。


直近の情報については、それぞれのwebサイトを参照してください。

または、当社にお問い合わせいただければと思います。(相談無料)


IT導入補助金:https://it-shien.smrj.go.jp

小規模事業者持続化補助金:https://s23.jizokukahojokin.info



ダコタローカルコンサルティング株式会社

info@gogodlc.com

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